シーリングライトは、電球を交換するだけで長く使えると思われがちですが、実は電球以外にも交換が必要な部品があります。今回は、シーリングライトのメンテナンスについて、電球以外の部品に焦点を当てて解説します。まず、注意すべきなのが、グロー球(点灯管)です。グロー球は、蛍光灯を点灯させるために必要な部品で、蛍光灯を使用しているシーリングライトに付いています。グロー球は消耗品であり、寿命があります。グロー球の寿命が来ると、蛍光灯が点灯しにくくなったり、点滅したりするようになります。グロー球の交換は、比較的簡単に行うことができます。グロー球は、ソケットに差し込まれているだけなので、回して取り外し、新しいグロー球を差し込むだけです。ただし、グロー球には、さまざまな種類があります。蛍光灯のワット数に合ったグロー球を選ぶ必要があります。次に、注意すべきなのが、安定器です。安定器は、蛍光灯に安定した電流を供給するための部品で、蛍光灯を使用しているシーリングライトに付いています。安定器も消耗品であり、寿命があります。安定器の寿命が来ると、蛍光灯が点灯しなくなったり、異音がしたりするようになります。安定器の交換は、電気工事士の資格が必要です。自分で交換することはできないため、専門業者に依頼しましょう。また、シーリングライトのカバーも、劣化することがあります。カバーが変色したり、ひび割れたりしている場合は、交換が必要です。カバーを交換することで、シーリングライトの見た目が良くなるだけでなく、明るさも改善されることがあります。さらに、リモコン付きのシーリングライトの場合は、リモコンの電池も定期的に交換する必要があります。リモコンの電池が切れると、シーリングライトを操作できなくなってしまいます。シーリングライトは、電球だけでなく、さまざまな部品で構成されています。定期的にメンテナンスを行い、必要に応じて部品を交換することで、長く安全に使うことができます。
シーリングライト、電球以外に交換が必要な部品