おとなしい黒い蜂、クマバチの特徴

黒い蜂の中でも、比較的おとなしい性格なのがクマバチです。クマバチは、体長2cmを超える大型の蜂で、全身が黒く、胸部に黄色い毛が生えているのが特徴です。見た目は怖そうですが、性格はおとなしく、積極的に人を刺すことはありません。クマバチは、枯れ木や竹などに穴を開けて巣を作ります。そのため、庭木や竹垣などに穴が開いている場合は、クマバチの巣がある可能性があります。クマバチは、花の蜜や花粉を食べる益虫であり、農作物の受粉に貢献しています。しかし、家屋に巣を作られた場合は、建物の劣化につながる可能性があるため、注意が必要です。クマバチの巣を見つけた場合は、刺激しないように注意し、専門業者に相談することをおすすめします。ハキリバチは、コハナバチ科に属する蜂で、名前の通り、葉を切り取って巣の材料にする習性があります。体長は1cmから2cm程度で、ずんぐりとした体型をしており、全身が黒い種類もいます。ハキリバチは、単独で生活する蜂で、集団で巣を作ることはありません。メスは、地面や枯れ木などに穴を掘り、その中に切り取った葉を敷き詰めて巣を作ります。ハキリバチは、花の蜜や花粉を食べる益虫であり、農作物の受粉に貢献しています。また、性格はおとなしく、積極的に人を刺すことはありません。しかし、巣を刺激すると、防衛のために刺すことがあります。ハキリバチの巣を見つけた場合は、刺激しないように注意し、そっと見守るようにしましょう。